兼任オタクは忙しい。

ハロオタでジャニオタのプリンセス(北の愚民)の日記。

つい2か月前に初めてうちわを自作したオタクが痛バッグ作りにも手を出した話

痛バッグ…それは数多の手間とお金がかけられた愛の動産…

 

わたしがまだ10代の頃は、紙のショッパー袋に雑誌の切り抜きをぺたぺた貼って上から透明セロハンでコーティングしたような物をライブに行きそうなお姉さんたちが持ち歩いていたものです。時代は進化しました。wegoearth music & ecology など有名な若者向けブランドが痛バづくりにぴったりのバッグをここぞとばかりに販促してきます。しまいには公式が痛バ作りやがれよと公式のクリアコートバッグを販売する時代です。

 

そう、煽り上手な公式

それがうたプリ

 

わたしは1st STAGEからシネマライブに参戦しており、痛バッグの存在や痛バッグを持つプリンセスが北海道にも生息していらっしゃることは存じておりました。

 

だがしかし、オタクのくせに妙なところケチで合理主義的なわたし。

まず痛バッグなんて普段から持ち歩くわけではないものに手間をかけるなんて非合理的である。まして缶バッジなんて一度買ったらやめられなくなることは間違いないし収納するのも大変だろうし、何よりトレーディング缶バッジなどという推しが出るとも限らない買い物は非効率の極みである。そしてわたしはもういい歳の大人なのだ。すなわちわたしは缶バッジは買わないし痛バッグなど作らない。

 

…以上が2年ほど前のわたくしの見解であります。

 

とは言ってもわたしのプリンセス歴も5年を軽く超え、5,000円で1個の特典をもらうための金額調整でトレーディンググッズを買うことや、お友達のプリンセスから缶バッジをいただくこともありました。うたプリ公式はアクセサリー等もオシャレにグッズにしてしまいますから普段使いできそうな推しアイテムは買ってしまうわけです。

 

そしてドルオタをこじらせジャニオタの沼に足をとられているわたしは「収納しづらい」という理由で頑なに所持することを拒否していた うちわ をとうとう自作し始めたりと暴走を始めていたわけです。

idol-kenota.hatenablog.jp

 

そうなってくるとだんだんアレです。いい歳の大人であるという自覚は勿論あるのですが、痛バッグ作りやグッズ収集へ持っていた「わたしはやらないぞ」という拘りがだんだんどうでもよくなってくるわけですね。昨年のシャイニングストアの通販受注期間は「カバンほしい…でもデカい…ほしい…がまん…」みたいな自問自答を繰り返しつつもなんとか自我を保っていたのですが、この度のプリライ6thへの遠征が決まり、さらに同時期に札幌にシャイニングストア出張店舗が来るということも判明したのです。

 

やるしかない 。(使命感)

 

※自我を保った瞬間の呟き。半年後あなたはビッグサイズのバッグを買います。

 

前置きが長くなりましたが、本日はわたしが痛バッグを作りプリライ6thへ持って行くまでの軌跡を綴りたいと思います。

 

まず2017年4月22日からアニメイト札幌店で開催されていた出張シャイニングストアの初日に足を運び、WHITEのクリアコートバッグとグッズを何点か買いました。推しの担当カラーはPINKですが、ちょっと強めの色合いだったので尻込みしてしまったアラサーなのでした…。ちなみにこれが例のSexy Zoneさんの札幌公演の日です。オタク稼業をハシゴするわたし。

 

しかし圧倒的にカバンを飾り付けるグッズが足りません。そんなとき持つべきものはプリンセスの友達です。相談してみたところ、彼女は笑顔でまんだらけには推しのグッズが沢山ありますよ」と教えてくれました。親切にキャラごとの価格相場まで教えてくれました。

 

ここで生まれて初めてまんだらけさんに行くことを決意。しかし1人で行くのはちょっと勇気がいる。そんなとき持つべきものはジャニオタの友達です。快く付いてきてくれました。ありがとう大好き。

 

初めて行ったまんだらけさんではちょうどGWの催しをやっており、うたプリ関連のグッズは催事場に並べられていました。なんという奇跡。これは運命…デスティニーですマイプリンセス!しかしその催事場の入り口に構えられていたグッズは

 

わたし「ねえ!伊野尾さんのうちわがある!!」

友達「目的忘れんなし」

 

まんまとジャニーズグッズに気をとられるも、友達のあたたかい支えのおかげで無事にうたプリコーナーへ。なんという充実感。推しのグッズばかりが買える幸せ。プリンスキャットもいました…かなり連れて帰りたかったけど我慢しました…公式の二次販売あったら買おうかな…。

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結局この日、缶バッジを4点とラバストを3点、そして伊野尾さんのうちわを買って帰宅しました。ちなみに八乙女くんのうちわはわたしに当初の目的を思い出させる仕事を無事に終えたジャニオタの友達が最後にカゴに入れたものです。光くんかっこいい。

 

そんなこんなで初めての痛バッグ作りをスタートしました。うちにはくまプリちゃんが三匹いるのでこの三匹をメインに据えたいと構想を抱きつつ、まずは心のおもむくままに並べてみました。

 

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ラバストぷらぷらするからストラップ取って付けてみたけどなんか違うな…いっそラバストやアクキーのストラップは生かして、吊られるのであれば下にあった方がいいのではないか…と思い直して再挑戦。缶バッジ外すのが想像以上にめんどくさい。

 

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うむ、なかなか良いのではないか。しかしこの、持ち手の部分(白いステッチより上の部分)の布が二重になっているので思った方向にピンが刺さらなくて、缶バッジは自由自在に飾れない。どうしたらいいんだ…何で飾り付ければええんや…と悩みながら寝る。

 

次の日にたまたま地元のデパートを歩いていて「あ、リボンを付けてみたらどうだろう」と思い立ったので店内をうろついてちょうどいいサイズ感と色合いのリボンを探したのですがなかなか見つからない!ので、ネットのついたリボンのバレッタを買って自力で解体しました。自分の行動力が怖くなってきた。

 

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イイ…っ!!という鳳瑛一の声が聞こえた気がしたのでこの状態で飛行機に乗ることに決めました。しかしわたしはいい歳の大人。さすがに缶バッジじゃらじゃらで自宅から東京まで行くのは恥ずかしい…というわけで薄手のピンクのハンカチを両側クリップピンで止めて、片面を隠して歩きました。手荷物検査で引っかからないか不安で仕方ありませんでしたが普通に保安検査場を通過できました。無駄に緊張した。

 

東京にたどり着いてから、傘と傘とでプリンセスが殴り合ったり、始発でたどり着いたプリンセスが汗と涙の大運動会を行ったあとの池袋物販会場に行ってみました。もともとがっつり物を買う気はなかったのですが、そこそこ売り切れててめちゃくちゃ空いてたので、戯れに5,000円分のグッズを購入し (このあたりでもう財布の紐がガバガバになっている) 、特典缶バッジを1つもらって会場を後にしました。

 

引いたものは

トキヤセシルのバングル2つずつ (え、そこ被るの?4つ買ってそう被るの?まじかよ)

トキヤカミュ以外カルナイと来栖の缶バッジ (来栖だ!!あとカミュください)

そして特典の缶バッジが

 

来栖

 

二度見

(まさか腹パン野郎じゃ…)

 

来栖

 

‹‹(´ω` )/››♪‹‹(  ´)/››♪‹‹( ´ω`)/››

 

17種トレーディングから推しを引き当てる自分の強運に感動したので、バングルのトキトキセシセシ被りは許すことにしました。

 

そうなるとこの缶バッジもカバンにつけたい!のでホテルに戻ってからちょっと位置を付け替えたりしまして、完成したのがこちらです。

 

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初代の来栖くまプリをオモテ面に移動して場所を確保しました。自己満足度はなかなか高いです。

 

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 プリライ以外の日はこちら側をオモテにして一般人を装って歩いてました。前日物販を開催していた池袋付近や、当日の会場近辺ではほんとに何百?何千?の痛バッグを拝見させていただきまして幸せな気持ちになりましたよ…退屈な待ち時間も「あらこの真斗様ビジュが良い」「なるほど、マイクロファイバー地のハンカチをベースにするとは」「ヒマワリ刺さってる…音也…尊い」などと感想をひとり心の中で呟きながらやり過ごすことができました。既にHE★VENSで痛バを作り上げている人もいらっしゃって、その段階では「すげぇな、なんでそんなにハマってらっしゃるの」と思ったけど、プリライ6thが終わった今はもう HE★VENS箱推し痛バッグ作りたくて仕方ないです。

 

今回購入したWHITEのビッグクリアコートバッグは全然うたプリ以外にも使えそうな感じなので、今度機会があったらモー娘。石田推しバッグも作ってみたいです。握手会でカバン持てればアピールも出来ていいんだけどね…物騒なこのご時世ですから荷物を持っての握手参列は禁止となっております。

 

この歳になって痛バッグ作りに挑戦してプリライ6thに参戦したことで楽しい思い出がたくさん出来ました(*´∀`*)まんだらけの存在を教えてくれた友達、お店について来てくれた友達、当日缶バッジとバングル&リングライトを交換してくれたプリンセスさん、Twitterで嶺二の缶バッジと宇宙一かわいいナギの缶バッジ交換に応じてくれたプリンセスさん、いろんな方に感謝しつつこれからもプリンセス生活を楽しみたいと思います。脱オタ不能。ちょっとウォンチュッチュベイベー鳳瑛二の缶バッジ欲しいのでまた今度まんだらけ行ってきます!!笑