坂元裕二 朗読劇2021「カラシニコフ不倫海峡」を観てきました。
冬ハロコン2020以来の久しぶりの現場でした。
風間俊介くんと松岡茉優ちゃんが出演する朗読劇を観劇してきました。
会場は道新ホール。大通ヴィッセからちょっとだけ歩いたところにありました。何かの用事で来たことがあるような気がするんだけど、ホールに入った記憶はない。チケット買いに来たのかな。初めましての会場でした。
検温・消毒は勿論のこと、チケット半券の裏には連絡先を書かされ、チケットもぎりもセルフでした。コロナ禍のNEWスタイルですね。
ホールに入るとステージには暗幕をバックに2組のソファとサイドテーブルのセットがライトアップされているだけ。とってもシンプル。これが朗読劇といふものか。
前から4列目の真ん中らへんという非常に有難いお席をいただきました。そんな有難いお席で開演ギリギリまでシャニライをAURTOでぶん回すわたし。イベントつらかった。
会場は女性の方が多かったけど、夫婦でいらしてたり、男性ひとりでいらしている方も結構いました。Twitterパトロールしてたら松岡茉優ちゃんを真摯に応援している方がすごく多かったです。わたしなんて風間くんが札幌に来るというのでちょっと軽い気持ちで抽選に応募したら当選してしまったもんだから少し申し訳ない気持ちになりました…が、応援してるのは事実!まゆちゃんのことも、ハロオタだし錦戸の嫁だし可愛いから応援してます。お馴染みの青い封筒を持っている人を見ると謎の仲間意識が芽生えました。
前の方は満席。うしろの方はきれいに空いてたのでこれは人数規制かな?それより客と客の間を空けてほしかったです。
開演数分前を知らせるアナウンスのあと、暗転すると共に客席に流れていたBGMが「こんなに?」って思うくらい大きくなって、照明が点いたときには目の前に風間俊介さんと松岡茉優さんがまるでずっとそこにいたかのように座っておりました。こんなに近くにいたのに足音も聞こえなかった。すご。
内容はなんというか、不倫をテーマにしたお話でしたので、共感したとか感動したとかそういう感じではなかったのですが、朗読劇というスタイルは非常に興味深いものでした。
最初はどういう姿勢で向き合えばいいのかわからなくて戸惑ったけど、身振りがないからこそちょっとした言い回しやアクセントの強弱が面白かったり、登場人物の心情の変化が感じられたときに自分もわくわくしたり、そんなふうに楽しむことができました。
序盤はとにかく風間くん演じる男性が物憂げ?気だるげ?な感じでいけすかなくて「あと2時間か…」と思ったけど、終わったときは「あれ、もう2時間?」と思いました。終わりかた気になりすぎて原作を読みたい。
カーテンコールは3回か4回出てきてくれました。常に松岡茉優ちゃんを先に舞台袖へ返すジェントルな態度の風間くんが風間くんって感じだったのと、まゆちゃんの前髪が丁寧に長〜いお辞儀をしても全く崩れないことが印象的でした。2人からちょっとお話とかもあるのかなと思ったけど、なかった。なんだか文学的な空間でした。
キャッキャしたわけではないけど、なんだか心が満たされました。これが2021年最初で最後の現場となりそうです。ライブ、演劇、コンサート、いろんな現場が沢山のお客さんと声援や拍手に包まれるあの当たり前の日々は、いつになったら戻ってくるのかなー。